お医者さんから塩分を控えなさいって言われてるから、出来る限り醤油も減塩のものにしたいんだけど、通常の醤油と減塩の醤油って何がどう違うの?
この記事では、減塩醤油の選び方がわかります。
減塩醤油ってどんな醤油?
減塩醤油は、塩分濃度が一般的な濃口醤油の50%以下のものです。
一般的な濃口醤油が16~17%と言われてますので、その半分となれば8~9%程度の醤油ですね。
塩分濃度はラベル裏面の栄養成分表示でご確認ください。
例えば弊社の「根こんぶ醤油」であれば塩分濃度は8%となります。
計算方法:食塩相当量 ÷ 材料の重量 × 100
1.2 ÷ 15 × 100 = 8
見落としがちなポイントとして、栄養成分表示については、100mlあたりで表記しているものと15mlあたりで表記しているものがあります。
当然15mlあたりでは塩分の量が少なく表示されるので、何mlあたりに対して塩分が何gなのかをしっかりと確認しましょう。
当たり前ですが、減塩醤油だからといって味がうすく感じるからと2倍摂取すれば結局は全く減塩していない事になるのでご注意ください。
減塩醤油は他の醤油と比べて値段が高い
減塩醤油は、醤油の塩分を少なくするために色々と工夫と手間をかけてつくっています。
減塩醤油は通常の食塩濃度でできた醤油から、電気透析法という脱塩装置などによって、食塩以外の成分はそのまま残して、食塩分だけを取り除く方法です。
つまり醤油の旨味成分、コク等を損なうことなく塩分をカットするので良いとこどりの醤油なんですね。
そのための設備や手間(時間)がかかり、コストが高くなります。
減塩醤油のまとめ
- 減塩醤油は塩分濃度が一般的な濃口醤油の50%以下のもの。
- 栄養成分表示で食塩相当量÷材料の重量×100で塩分をチェック。
- 脱塩装置で作られた醤油は旨味とコクがしっかり残っているので、しっかりとした味。
自分にあった醤油を選んで健康的な生活を送りたいですね。